経済レポート(No.1890)にNET-WAVE株式会社が掲載されました。
是非ご覧なってください。
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抱えていた問題を乗り越え、40歳を機に新たなチャレンジを決意した河原栄護氏。

20年の機械製造業の経験と幅広い人脈を元に、一緒に会社を創ろうと集まった
仲間達と3部門を立ち上げ船出した。全国に広がっている人脈から早速、産声を上げ
た新会社をもり立てようと、引き合いや応援の電話が鳴り続けており、活気あふれて
いる。
機械製造とウェブ制作は異業種と思われるが、河原社長の経験から連動する新スタイ
ルのビジネスが生まれている。
希望に溢れる新社長に聞いた。

40歳を節目に一念発起
周囲の努力で新しいビジネススタイルで挑む

NET-WAVE株式会社 代表取締役社長

河原栄護氏

・40歳を節目にチャレンジ

私は、機械加工業の門を叩いて20数年が経過しました。
遡れば、若干17歳の時、福山市芦田町にあるカトウ精工に入社し、約4年間、金属加工の分野
を勉強し、21歳の時には、府中市で仲間と共にエイテックを立ち上げた。
スタートは、中古マシンニングセンターやガンドリルマシン、NC旋盤による加工からでした。
しかし、順風満帆とはいきませんでした。
日中は、装置、機械メーカー、同業者などに営業へ伺い、持ち帰った仕事を、仲間たちと加工
を行い、完成したものを納品へ走る毎日が続きました。
時には徹夜で仕事をこなし、その足で熊本や大阪へ納品するなどのケースもありました。
毎日がその繰り返しでしたが、とても充実していました。

エイテックでは、積極的に新規分野にもチャレンジしていきました。当時では馴染みの薄かった、
半導体や液晶製造装置メーカー向けに、非常に加工精度や取扱の厳しいアルミ部品などの加工も
手がけていきました。

また、製品の付加価値を上げていくために、ガンドリルマシンを使用した、深孔加工を絡めた製
品も拡販することにより、エイテックの知名度も徐々に上げていくことができました。

その後、エイテックを約10年間経営して、液晶テレビの需要の拡大や、マザーガラ
スの大型化に伴い、設備の増強を視野にいれ、尾道市の企業へエイテックの所有していた設
備と従業員を統合し、事業の拡大を図ってまいりました。

しかし、今後の展開や方向性の違い等で、残念ながらこの企業では限界を感じ、40歳を節目に
起業し再チャレンジを行う決意をしました。

NET-WAVE(株)を起業するにあたっては、旧エイテックメンバーを含め、生産から品質管理、ま
た、ウェブプロデューサーまで専門分野を熟知したスタッフ5名が集結いたしました。

賛同してくれたスタッフには何よりも感謝しております。

NET-WAVE(株)では、旧エイテックから行ってきた、非鉄金属部品の精密機械加工を始め、各種工
業部品の製造や調達、中古機械の販売、また、WEBを利用した販促支援などを主な業務として
運営しています。

部品製造については、従来より非常に品質要求の厳しい部品に対応してきた経験もあり、引き続き
精度や品質管理に厳しい部品を中心に、関連部品などの製造や調達を行っています。

特に深孔加工においては、西日本でも台数が限られる大型のガンドリルマシンを導入し、県内外を
問わず受注を行っています。
また、ガンドリル加工の特殊性を活かし、ガンドリル加工から精密機械加工、表面処理までの一貫
生産に対応できる体制を構築できました。

スタートに当たっては、旧エイテックから付き合いのあるお客様を始め、県内外の装置メーカー様
からも、引き合いを頂いております。

スタッフや生産設備の数が少ないため、社内での生産には限界がありますが、今までお付き合いの
あった協力工場様の支えもあり良いスタートをきることができました。

・工業系でもウェブサイトで集客

ウェブ事業部は社内のオフィシャルサイトからの集客やデータの蓄積を含め、ウェブサイトの有効
活用を各企業様へご提案及びコンサルティング業務を行います。

ウェブ媒体を有効利用することで、新規顧客の獲得、潜在顧客の開拓、営業補助、企業ブランディング
(イメージ)の向上などを行います。

また、メールマガジンを定期的に配信していくことにより、企業の情報配信やイメージ作り、PRアップ
など、様々な効果が生まれます。

営業に伺うと、『ウェブサイトにお金をかけてもメリットがない』とか、『ウェブサイトはあるが、何
年も更新もしていない』といった話をよく耳にします。

実際に2005年から2008年頃に、ウェブサイトに関心のある会社はこぞってウェブサイトを作り
ました。しかしながら、現状は本業が忙しくウェブの更新をおろそかにしているためか、ほったらかし
にしている会社がたくさん見受けられます。

新しい設備を設置しても、その情報をアップしない。そうなると、得意先や新規で取引先を探している
企業から関心を持っていただけません。

弊社が提案していくのは、主に、『ウェブサイトがあるだけでは何も役割を果たさないし、せっかくあ
るのだから有効に活用して、受注に繋げませんか?』ということになります。

例えば、『大きな展示会に出展したから宣伝になりました』と聞くことがありますが、何万人の来場者が
ある展示会に出席しても、ブースに人が来なければお金を掛ける意味がない。例え百人の展示会でも
10人がブースに立ち寄ってもらえるような効率の良さを考えないと意味がありません、とよく言いま
す。
ウェブ戦略も全く同じことがいえて、いくらウェブサイトを作っても誰も見てくれないのであれば、ウェ
ブサイトの存在価値は全くないのです。

弊社では、ウェブサイトに手を加え、また、SEO対策を的確に行っていくことにより、企画力や提案力を活
かしたホームページ、また、受注に繋がるサイト運営をご提案していきます。

・実際のメリットは

ウェブサイトがあれば良いという企業と、有効に使いたいという企業の割合は2、3割程度。あっても意味
がないとか、既にあるからいいという企業も鉄工関係などでは多くみらえます。

弊社では、アクセス解析による分析、SEO対策、集客アドバイス、コンサルティングでサポートしていき
ます。私の前職では、既存のウェブサイトを完全リニューアルして、トップの写真を自然の写真や人が写っ
ている写真、子供の笑顔の写真にして、訪問者が入りやすいページ構成にしました。機械装置メーカー
でしたが、ウェブサイトのリニューアル前に比べ完全にイメージを変えました。

また、展示会に数多く出展していましたから、展示会からウェブサイトへの集客にも活用しました。

あわせて、ブログやフェイスブックからもウェブサイトに集客した結果、ウェブサイトからの問い合わせ件数
はリニューアル前にくらべ10ヶ月間で約200件となりました。もともとのウェブサイトへの問い合わせは
2、3件の話ですから。そのうち受注につながる物件もあり、かなりの効果が得られました。

そういう面でいくと、ウェブサイトを使った営業は効率的だと思います。必要コストに応じたメリットがあれ
ば、コストが無駄でない。これをお客さんが感じてくれたらいい。

・中古工作機械販売について

弊社では低価格で運営をサポートしています。

中古機械の仕入れ販売を手掛けます。リース会社や機械商社と情報共有することにより、いい物を安く提供し
ていく。私が今まで機械メンテナンスや修理を含めて機械に携わって来たので、仕入れた機械に手を加えるこ
とによりベストな状態にして納入し、納入後もサポートしています。販売エリアも全国に及びます。海外への
輸出も行っています。

・今後の展開について

会社では誰でも気軽に立ち寄れる環境づくりに努めています。多様な分野の人にたくさん立ち寄っていただいて
、アドバイス等を頂きながら、より一層視野を広げ、今後の経営の参考にしていきたいと思っています。アイテ
ムは、多い方が良いし、視野は広い方が良い、そういった意味で、たくさんの人と触れ合っていけたらと思って
います。
また、開業に当たって、協力頂きました方々、また、企業様、そして、一緒に頑張りたいと言ってついてきてく
れたスタッフ等々に、喜んでいただけるよう、会社運営を行っていきたいと思います。